WPAは、Wi-Fiの通信内容を暗号化するためのセキュリティ規格です。
【WPAの特徴】
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個人と法人の両方で利用可能
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WEP(Wired Equivalent Privacy)の脆弱性を解消・軽減するために導入されました。
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TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)と呼ばれる仕組みを採用しています。
【WPAのバージョン】
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**WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)**は、WPAよりもセキュリティを強化した規格です。
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WPA3はWPA2の後継規格で、2018年7月に公開され、2020年7月にはすべてのWi-Fi無線機器がWPA3をサポートすることが義務化されました。
【WPA3のメリット】
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**KRACK(Key Reinstallation Attack)**への対策が追加されています。
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WPA2と比べてセキュリティ強度が向上しています。
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ユーザーが攻撃者に推測されやすいパスワードを設定していても、優れた保護能力を発揮します。
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ユーザー自身が覚えやすいパスワードを設定することが可能になりました。